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〜歯ぎしり、くいしばり〜

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少しずつ暖かくなってきましたね\(^o^)/

冷たい水でブクブクうがいをしていると歯がしみることありませんか?
しみる原因は様々ですが代表的なものの1つが「知覚過敏」です。
ひどくなると瞬間的に鋭い痛みを感じるようになります。
しみる症状に悩まされている方が最近、多くなってきています。

では、なぜ知覚過敏になってしまったのか・・?

原因を考えてみましょう!

■原因は「歯ぎしり、くいしばり」

噛み合わせの悪さやストレスが原因で「歯ぎしり、くいしばり」は起こります。
自覚のない方も多く、たかが歯ぎしり・・と思われている方も少なくはありません。
しかし、人が物を噛むときにかかる圧力は
* せんべい 10キロ
* フランスパン 30キロ
* 歯ぎしり 60~80キロ
と、「歯ぎしり、くいしばり」でいかに強く圧力がかかっているかがわかりますね。
しかも、食事で物を噛んでいる時間はせいぜい10分~20分でしょうが「歯ぎしり、くいしばり」は無意識の間で何時間も続くこともあるのです。

■多くの場合、自覚はありません

これだけ強い力で何時間も噛みしめているのですから「歯が割れる」「歯がぐらつく」などが起こっても不思議ではありませんね。あごの関節を痛めてしまう場合もあります。

中には「私は歯ぎしりなんてしないし、人に指摘されたこともない」とおっしゃる方、「口をあけて寝てしまうので、くいしばることはありえない」とおっしゃる方もいますが歯医者の先生は口の中や骨格を見ればすぐにわかるものなのです。

それでも信じられない方、「歯ぎしり、くいしばり」の自己チェックをご紹介いたします。

■チェックしてみましょう

  • 上あごの中央や下あごの内側に骨の隆起がある
  • 上下の歯の噛む面が平らになっている
  • 歯の外側、歯肉との境目あたりの歯質が削れている
  • ほっぺの内側、歯に接するあたりが白くなっている
  • 舌のふちに歯形がついている
  • あごのエラの部分の筋肉が張っている
  • あごの関節が痛い、あごの筋肉痛、肩こりがある

もちろん、「歯ぎしり、くいしばり」をしていても困った症状が出ない方もいます。
しかし、症状がでないからと軽視しているとのちのち後悔してしまうかもしれません。

では、どうやって防げばいいのでしょうか?

①いつも使っている枕の高さを変えてみる

高い枕は首が前に倒れてしまうのでどうしても上下の歯が

噛み合わさってしまいます。

 

枕を低くすることで、顎や肩、首にかかる負担が軽減されるそうです。

②マウスピース(ナイトガード)を使ってみる

顎関節症の方はもちろんですが、セラミックなどの被せ物を

入れている方や、私のように食いしばりから歯を守りたい方に

歯医者でマウスピース(ナイトガード)を作ることができます!

マウスピース(ナイトガード)を使用することで・・・・・

・強い力から上下の歯、歯ぐきを守ってくれる

・圧迫による顎関節の負担を減らしてくれる

・噛み締める際に使う筋肉の緊張を和らげてくれる

このような効果があります!!

 

作り方は、上の歯の型を取ります。1週間以内には完成してきます。

 

再度来院いただき、調整をします。

 

日中、お食事以外のときや寝ている間に使用します。

ちなみに、私は寝ている間のみ使用していますがそれだけでも

朝起きた時の痛みもなくなり、より安眠できるようになりました♪

初めは違和感があり、慣れてくるまでは少し時間がかかりますが

慣れてしまえばつけている感じもなくなるのでオススメです!

 

特に妊婦さんは歯ぎしりや食いしばりをしやすいのだとか…..

妊娠後期になると、赤ちゃんが動いたり、子宮が収縮したり、頻尿や腰痛等を

強く感じるようになり、眠りにくくなってしまいます。

その状態を妊娠随伴睡眠障害と呼び、睡眠時に歯ぎしりや食いしばり

をしてしまうこともあるそうです。

保険診療ですと、6千円程度で作ることができますので、

気になる方はご相談ください。

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