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笑気麻酔について

Laughing gas anesthesia

笑気麻酔について

笑気麻酔

「歯医者さんは痛くて怖い」というのは、昔から持たれているイメージです。医療技術の発達によって、少しずつ痛くないというイメージが広がっていますが、それでもまだまだ歯医者に行くのが苦手という方は多いのではないでしょうか。

歯医者に対して苦手意識を持っている方のために、こわくない治療を受けていただくための施術が「笑気麻酔」です。

笑気麻酔では、笑気ガスという鎮静作用のある気体を吸入いただくことで、患者様にリラックスし恐怖心を薄めていただくことができます。(痛みも感じにくくなります。)

また、高血圧や心疾患がある高齢者の方は、ストレスによる症状悪化を引き起こすリスクを減らせます。

笑気麻酔の流れ

1.笑気ガスを鼻から吸入

診察台に横になり、専用マスクを装着し、鼻から笑気ガスを吸入します。最初は酸素だけを流し、鼻呼吸になっていることが確認できたら徐々に笑気ガスの濃度を上げていきます。そして、ゆっくりと深呼吸をしましょう。

2.笑気ガスの濃度を上げます

笑気ガスの濃度が上がると、リラックス状態になっていきます。このとき、「不安がなく、フワフワした心地」になったり「音が遠くで聞こえるような感じ」になったりします。個人差はありますが、中には「軽くお酒に酔ったような気持ちの良い状態」とおっしゃる方もいます。

3.吸入をしたまま治療開始

歯科医師が笑気麻酔による鎮静状態を確認し、治療を開始します。笑気麻酔を継続したまま治療を進め、場合によっては局所麻酔も行いますが、強い痛みはあまり感じません。

4.治療後は10〜15分ほど安静に

治療完了とともに笑気ガスの吸入も終了します。治療後は院内で10分〜15分程、安静にしていただきます。お帰りには、車を運転していただいてもかまいません。

麻酔の方法

笑気麻酔の特徴

リラックス効果

笑気麻酔自体に痛みをなくす効果はありませんが、緊張を和らげるリラックス効果があるので、注射の麻酔に対する恐怖心なども低減して患者様の負担を減らすことができます。
また、笑気麻酔は鼻から吸入する無毒な気体なので、小さなお子様の使用も問題ありません。

術後も体に残らない

笑気麻酔は毒性がないため、副作用がほとんどありません。分解もされず速やかに体外へ排出される笑気ガスは、副作用が少ないだけでなく使用後の回復が早いのも特長です。
肺や心臓などへの負担もないため、年代問わず多くの患者様がご使用になれます。